理学療法士として働く自分の知識の整理やリハビリに関するニュース,関連動画など。動画はネット上からの拾いものです。
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起始:肩甲骨の肩甲下窩、肩甲下筋膜
停止:上腕骨の小結節と小結節稜、肩関節包
作用:肩関節の内転、内旋。
支配神経:肩甲下神経(C5~C6:腕神経叢の後神経束)
筋連結:棘上筋
●腋窩後壁の一部を構成する。
●肩甲下窩に位置する三角形の筋で、筋腹は厚く、切断面の中央部にはひも状の停止腱が存在し、多羽状を呈する。
(図:骨格筋の形と触察法 )
●肩甲下筋膜は肩甲下筋を被い、肩甲骨肋骨面の縁につく。肩甲下筋の起始ともなる。
●肩甲下筋と肩関節包との間に滑液包が存在する。腱の上縁部にあるものと、それより下方に出現するものとがある。後者は通常肩関節腔と交通する。
(図:解剖学―分担 (1) )
●棘上筋、棘下筋、小円筋とともにローテーターカフ(回旋筋腱板)を構成し、肩関節を安定させる。
●上腕骨頭が三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋長頭によって上方に引き寄せられるのを防ぐ。
●肩甲下筋腱は中関節上腕靭帯や関節包前部と一緒になり上腕骨解剖頸の前面に沿って走行し、上腕骨の前方並進や極度の外旋に抵抗する。肩甲上腕関節に対して前方からの持続的抑止力を提供している。
(図:筋骨格系のキネシオロジー )
●肩甲下筋は三角筋前部線維、大胸筋、広背筋、大円筋などとともに肩甲上腕関節の主要な内旋筋の働きを持つ。これらの内旋筋の多くは水泳動作にとって必要な強力な伸展筋や内旋筋でもある。
●後ろのポケットに手を伸ばす動作に使われる。
●腕を頭上へ完全に持ち上げられないときは、この肩甲下筋の短縮の可能性がある。
●肩甲下筋の触診:上肢を挙上させた背臥位。腋窩の後壁を形成する広背筋と大円筋のすぐ前内方に指を置き、肩甲骨の外側縁を探す。ここから胸郭の方に向かって肩甲骨前面に沿って指を滑らすと肩甲下筋の筋腹に触れることができる。
●肩甲下筋のマッサージ:外側縁からのアプローチは上記の触診方法と同じ。内側縁からは肩甲骨と胸郭との間に指を滑らせて、前鋸筋や肩甲骨の内転筋群を介してマッサージする。
(図:クリニカルマッサージ―ひと目でわかる筋解剖学と触診・治療の基本テクニック )
●肩甲下筋の関連痛パターン:肩甲骨の上や肩後面から末梢へ5~8cmの範囲に広がる強い痛み。肩後面から下方へ広がる痛みと手関節掌背側に出現する痛み。
(図:ビジュアルでわかるトリガーポイント治療 )
●肩甲下筋のトリガーポイント:腋窩部下縁付近の肩甲下筋腱
●肩甲下筋の徒手筋力検査:
(図:筋:機能とテスト―姿勢と痛み )
●関係する整形外科的検査:前方不安定感テスト(Anterior Apprehension Test:アプリヘンションテスト)等
●アナトミートレイン(Anatomy train):ディープバックアームライン(The Deep Back Arm Line)に属する。このラインは第7頸椎や上位胸椎の棘突起から起こる菱形筋から始まり、ローテーターカフ(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)、上腕骨大結節、肩関節包へと続く。ここで後頭骨から起こる外側頭直筋や第1~4頸椎横突起から起こる肩甲挙筋から始まるラインと合流して、上腕三頭筋、肘筋、尺骨の肘頭、尺骨の骨膜、尺骨茎状突起、手根骨尺側の靭帯、小指球筋へと至る。スパイラルライン(The Spiral Line)との関係も考えられている。
(図:アナトミー・トレイン 第2版―徒手運動療法のための筋筋膜経線 )
<参考>
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