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脳卒中患者に対して理学療法や作業療法を実施する際に、循環器系のリスク管理の基準としてアンダーソン(Anderson)・土肥の基準が用いられる。


ただし、厳密にこの基準に従うと運動療法がまったく進まない場合も多く、主治医と相談の上、個々の症例にあった基準を把握しておくべきである。





●アンダーソン(Anderson)・土肥の基準

・訓練を行わない方がよい場合
安静時脈拍 120/分以上
安静時血圧 収縮期200mmHg以上、または拡張期120mmHg以上
労作性狭心症または1か月以内の心筋梗塞
明らかな心不全や著しい不整脈
訓練前にすでに動悸や息切れのあるもの

・途中で訓練を中止する場合
脈拍 140/分を越えた場合
血圧 収縮期40mmHg、または拡張期20mmHg以上の上昇
1分間10以上の期外収縮や頻脈性不整脈あるいは徐脈
中等度の呼吸困難、めまい、嘔気、狭心痛の出現

・訓練を一時中止し、回復を待って再開する場合
脈拍 運動前の30%、または120/分を越えた場合(ただし2分間の安静で10%以下にならなければ中止、または負荷を軽くする)
1分間10以下の期外収縮の出現
軽い動悸や息切れ


※上記以外にも明らかな心不全徴候(むくみ、息切れ、チアノーゼ等)や狭心痛がある場合は運動療法の実施は禁忌である。



<参考>






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可動域訓練にてROM拡大を図る際に、その可動域制限の原因が何であるかを把握することは非常に大切である。一般的には可動域終末での抵抗感(end feel)に応じて、骨性や靭帯等の結合組織性、筋性などの原因を判断する。そのほかにも、疼痛や抵抗感の種類、病態の種類等を考慮して拘縮を評価することも大切である。
 


 
因子
特徴
炎症性・疼痛逃避(急性期)
可動域終末抵抗感より疼痛が先行。疼痛出現の再現性が高く、再現性の低い場合は心理的因子が疑われる。
組織柔軟性低下(亜急性期・慢性期)
終末抵抗感増加に伴い疼痛も増加。
関節内異物・損傷部(絨毛・侵食部)刺激
終末抵抗感がspring block様に出現。急性期では疼痛を伴うが、慢性期では疼痛を伴わず違和感を訴えることも多い。
筋性
筋腹把持により関節運動出現。疼痛は筋腹の伸張時痛が主体で、関節部の疼痛は訴えないことが多い。
ほかの関節からの影響
ほかの関節肢位を変化させることで可動域変化をきたす。または肩の動きに伴いほかの関節も運動が誘発される。
 

 

<参考>

肩関節周囲炎の理学療法のための検査・測定のポイントとその実際,山口光國,理学療法211




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意識障害の評価には自発運動があるのか、ない場合にはどのような刺激にどんな反応を示すかといった観点で評価される。日本で提唱された評価法としてJapan Coma scale(ジャパンコマスケール:JCS,3-3-9度方式ともいう)がある。1974年に太田らによって提唱され、それ以降国内では一般に用いられている。この方法は意識清明を0とし、覚醒しているものをⅠ、閉眼しているが刺激で覚醒するものをⅡ、刺激しても覚醒しないものをⅢと大きく3群に分け、さらに各群を3段階に分け、1~300までの9段階で評価するものである。この場合に、落ち着きがなく不穏状態のものはR、尿便失禁のあるものはI,無動性無言ないし失外套症候群に該当するものはAを付加し、100-Ⅰ、20-RIなどと表現する。



Ⅲ.刺激をしても覚醒しない状態(3桁で表現)
 300.痛み刺激に反応しない。
 200.痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる。
 100.痛み刺激に対し、はらいのけるような動作をする。
Ⅱ.刺激すると覚醒する状態(刺激をやめると眠り込む、2桁で表現)
 30.痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する。
 20.大きな声または体を揺さぶることにより開眼する。
   簡単な命令に応ずる。たとえば離握手
 10.普通の呼びかけで容易に開眼する。
   合目的な運動(右手を握れ、離せ)をするし、言葉も出るが、間違いが多い。
Ⅰ.刺激しないでも覚醒している状態(1桁で表現)
 3.自分の名前、生年月日が言えない。
 2.見当識障害がある。
 1.だいたい意識清明だが、今一つはっきりしない。

※R:restlessness 不穏
 I:incontinence 失禁
 A:akinetic mutism 無動性無言
   apallic state 失外套症候群




<参考文献>






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