忍者ブログ
理学療法士として働く自分の知識の整理やリハビリに関するニュース,関連動画など。動画はネット上からの拾いものです。 勉強した事をまとめていく予定ですが、間違ったことがあるかもしれません。またその際、引用などで不適切なことがあるかもしれません。上記の事にお気づきになられたら連絡をいただければ幸いです。
ファイテンオフィシャルストア
訪問ありがとうございます
気に入った動画があれば各記事右下の拍手ボタンのクリックをお願いします。今後の更新や編集の参考にさせていただきます。
ブログ内検索
カレンダー
06 2019/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[09/19 http://2017.goduy.com]
[09/08 http://www.gjpmall.net]
[09/07 http://2017.jpreason.com]
[09/07 http://www.japanpcc.com]
[09/06 http://2017.gjpmall.net]
最新TB
プロフィール
HN:
PT11
性別:
男性
職業:
理学療法士
バーコード
カウンター
アクセス解析
ブログランキング
おもしろいブログが集まっています
にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ

人気ブログランキング

是非訪問してみてください
[1]  [2]  [3
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

垂直性注視障害や偽性球麻痺などの核上性病変を伴う進行性の疾患である。男性がやや多く(男女比2:1)、50~60歳代に発症しやすい。特徴的な症候の出揃う前の病初期にはパーキンソン病と誤診されることが多い。パーキンソンニズムの4~12%を占める。





●病理
 病理学的には淡蒼球、視床下核、黒質、赤核、上丘、青斑核、中脳水道周囲灰白質、橋被蓋、小脳歯状核など基底核、脳幹、小脳の灰白質に神経細胞の脱落、グリアの増殖、神経原線維変化がみとめられる。この神経原線維変化は球型で直線上の小管の束からなるもので、アルツハイマー病でみられる対になって捻じれた小管の束も多少は混在している。



●症候
 初発症状は姿勢反射障害による歩行の不安定さ、転倒しやすさ、あるいは構音障害であることが多い。次第に自発性が低下し、眼球運動(特に下方注視)障害、嚥下障害、体幹を中心とした筋緊張異常(頭の後屈、下顎の突出し等)、平衡障害、精神活動緩慢などの特徴的な症候が出現してくる。

(1)歩行・姿勢反射障害
 病初期からの歩隔も歩幅も大きく不規則で不安定な歩行。歩行時のつまずき、立ち直り反応の低下などもみられ、方向転換時に転倒しやすい。転倒は後方が多く、説明できない突然の後方への転倒もあるが、転倒に対して無頓着である。小脳症候としての平衡障害や運動失調のほか、錘体路徴候として腱反射亢進、バビンスキー徴候陽性を示すこともある。

(2)偽性球麻痺
 早期から痙性構音障害がみられ、言語は単調、不明瞭でうなるような、叫ぶような発語で進行緩徐で、食物をいつまでもぐしゃぐしゃかんだり、急に吐食する(ネクタイ汚し徴候)。偽性球麻痺による強制笑い、強制泣きをみることも多い。

(3)垂直性注視麻痺
 最初に障害されるのが下方注視である。これにより、下の物への注意が乏しく歩いていてもつまずくことがある。下方注視障害が明確になるのは発症後2,3年後で読書や食事にも支障をきたす。次いで上方注視障害を生じ、水平方向の側方注視も末期にはある程度障害されることが多い。しかし、検者の指を注視させながら頭部を受動的に動かすと、眼球が自動的に動き、運動制限はみられない(人形の目現象)。また、いったん閉眼するとスムーズに開眼できない開眼失行がみられることもある。これらの現象は核上性眼筋麻痺に基づいている。

(4)精神活動緩慢
 認知症様の症状がみれるが知能は比較的保たれていることが多い。これは皮質下性認知症とよばれ、思考過程の緩慢、物忘れ、獲得した知識の上手な操作ができない状態で、自発性がなく感情も鈍麻し、言語障害も高度な状態である。

(5)項部ジストニー
 発症4、5年後から頭部を後方に過伸展し顔面が上方に向き顎を突き出す特異な姿勢異常をとることが多い。上半身の筋緊張亢進もみられる。四肢の固縮はあっても比較的軽い。

上記(1)~(5)の症状はこの順番で出現する傾向がある。この他、パーキンソン病様症候として仮面様顔貌となり、マイアーソン徴候が陽性となる。



●特殊型
 本症のなかの特殊な型として、すくみ足歩行と姿勢反射障害を主徴として他の症候のないものがある。純粋無動症とよばれている。発症数年後に軽度に注視障害などのPSPを疑わせる所見が出現することが多い。



●治療と経過
 レボドパの効果は乏しい。発症後4~5年で介助歩行となり、やがて歩行不能となって通常は全経過6~7年で死亡する。



●理学療法
 各病期の症状に合わせた理学療法を実施し、動作能力の維持を図る。全身運動や柔軟体操、バランス練習、ステップ練習などにより、すくみ足、姿勢反射障害に対する理学療法を実施する。構音障害や嚥下障害に対してもカラオケや発声練習などで能力の維持を図る。また、本疾患は進行性疾患であるため、手すりを設置するなどして、病期に応じた住環境の調整も重要である。

※今後さらに情報を追加していきます。

<参考文献>





医療系の人気サイトはこちら

にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ

人気ブログランキング

拍手[0回]

PR
●概要
バーナー症候群(Burner syndrome)とはアメリカンフットボールやラグビーなどのコンタクトスポーツの際のタックルやブロックした瞬間に頸部や肩から上肢にかけて灼熱感を伴ったしびれをきたす症候群。スティンガー症候群(Stinger syndrome)ともよばれる。


主な病態は腕神経叢の牽引損傷であり、頸部神経根が患側とは反対側に伸展強制されることで発症するとされている。そのほかにも腕神経叢領域の圧迫による障害や頸部屈曲強制による屈曲側の神経根のインピンジメント、椎間板ヘルニアなどの頸椎症性変化の関与などが考えられ、これらをすべて含めてバーナー症候群と呼んでいる。コンタクトスポーツの経験年数が長いほど発生頻度も高くなっていることも判明している。



●整形外科的テスト
スパーリングテスト(Spurling test)
ジャクソンテスト(Jackson test)
肩引き下げテスト(shoulder depression test)
など



●運動療法
症状の程度にもよるが、基本的な方向性としては頸部の可動域の獲得と頸部筋力の再強化を中心に肩や肩甲帯・体幹の筋力強化を目指す。また、バーナー症候群(Burner syndrome)はスポーツ選手に多いため、頸部に支障のない範囲で有酸素運動や四肢の筋力強化も行っていく。


可動域訓練は疼痛や不安感の許容範囲内で自動運動から始め、慣れてきたら徐々に可動域を増やしていく。屈曲、伸展、左右側屈、左右回旋、またそれらの複合運動をチェックする。


筋力トレーニングは等尺性運動から開始し、運動に慣れてきたら徐々に徒手抵抗を増やしていく。この運動に引き続いて等張性抵抗運動やPNFなどを応用した頸部の協調性トレーニングを行う。さらにヘッドブリッジなどへと難易度を上げていく。肩が引き下げられることでも腕神経叢は牽引されるので、これに抗することができるように肩や肩甲帯周囲のトレーニングも実施する。


その他、タックルなどコンタクトスキル向上のための動作練習は協議復帰のみならず再発予防にも効果的である。



●復帰の目安
コンタクト練習復帰のめやすは上肢の筋力低下の有無が重要になる。グレード1、すなわち軽症では一過性のしびれが数分続くだけなので現場で徒手筋力検査を行い、筋力低下がなければ本人の意欲をみてすぐに復帰を許可する。グレード2、すなわち上肢とくに肩周囲筋の明らかな筋力低下が持続するときには、コンタクト禁止とする。たとえ筋電図上異常が残っていても筋力が7~8割回復すれば復帰しても問題はないようである。グレード3では、明らかな筋力低下が残存し、頸部可動域が制限され、放散痛も消えないものであるが、ときに脊柱管狭窄症や椎間板の問題が隠れていることもあるので慎重に検査を行う必要がある。







<参考>



医療系の人気サイトはこちら

にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ

人気ブログランキング

ブログランキング

拍手[0回]

踵骨の内側底面に付着する足底筋膜は、非弾性のコラーゲン線経を縦に配置でした幅の広い、非伸縮性の密集したバンドからなり,足部アーチを足部内在筋とともに保持している。足部アーチは歩行などの体重負荷時に重要な緩衝作用をもち、それを保持している足底筋膜に、繰り返す牽引力が加わって、その起始部や停止部に腱膜炎や骨膜炎を生じて疼痛が起こる。この部位の滑液包炎や腱中央部の炎症のこともある。起立時や長途歩行時に踵部痛があり、圧痛もみとめられる。中年の女性に好発し、ときにX線側面像で踵骨の底面に骨棘をみとめる。


足底筋膜炎はその発生メカニズムから以下の3つのタイプに分類する。
①足底筋膜内側バンドの起始部に疼痛があるタイプ
足底筋膜炎では、最も頻発するタイプで、後足部底側面に対して前足部底側面が外反している前足部外反変形が多い。立脚相を通して過回内する。

②内側バンドの中央から前方部分に疼痛があるタイプ
後足部底側面に対して前足部底側面が内反している前足部内反変形が多い。立脚中期で前足部の外反が不十分なために前足部を床面に接地することが不十分で、推進期で過回内する。

③足底筋膜中央バンドの起始部に疼痛があるタイプ
距骨下内反変形を起こし、甲が高く強固な足部で、前足部内反変形のあるものが多い。



足底筋膜炎に対する理学療法としては以下のものが挙げられる。


●冷却法(アイシング)
炎症に対するアイシングを実施する。

●テーピング
内側バンド起始部の初期の痛みや軽い炎症の場合、第5列運動軸に直交した足底テーピング法を応用する。

(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)

内側バンド遠位部の初期の炎症で軽度の場合には第5列テーピングと第2列テーピングを行う。

(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)

中央バンド起始部では後足部を外反・背屈位、前足部を内反・底屈位に固定する。
その他、全体的な足底筋膜のサポートとして、フィギアエイトやダイ式テーピングが使用される。ダイ式テーピングについては下の動画参照。

(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)


(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)





●足底挿板
内側バンド起始部の炎症は載距突起部を保持し、内側バンド遠位部の炎症では内側縦アーチの中足骨部を持ち上げることが処方のポイントである。中央バンド中央の炎症では後足部を外反位にし、前足部を内反位に保持するよう処方する。踵の疼痛部をくりぬいて免荷させる足底挿板も有用である。

●伸張運動:足底筋膜とアキレス腱を同時に伸張する。

●筋力強化:下腿三頭筋などの強化。

●その他
鎮痛にはステロイド剤の局所注入が効果的であるが、その後の腱断裂を誘発しやすいとされ現在はあまり推奨されていない。


<参考>






医療系の人気サイトはこちら

にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ

人気ブログランキング

ブログランキング

拍手[0回]

忍者ブログ [PR]