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可動域訓練にてROM拡大を図る際に、その可動域制限の原因が何であるかを把握することは非常に大切である。一般的には可動域終末での抵抗感(end feel)に応じて、骨性や靭帯等の結合組織性、筋性などの原因を判断する。そのほかにも、疼痛や抵抗感の種類、病態の種類等を考慮して拘縮を評価することも大切である。
 


 
因子
特徴
炎症性・疼痛逃避(急性期)
可動域終末抵抗感より疼痛が先行。疼痛出現の再現性が高く、再現性の低い場合は心理的因子が疑われる。
組織柔軟性低下(亜急性期・慢性期)
終末抵抗感増加に伴い疼痛も増加。
関節内異物・損傷部(絨毛・侵食部)刺激
終末抵抗感がspring block様に出現。急性期では疼痛を伴うが、慢性期では疼痛を伴わず違和感を訴えることも多い。
筋性
筋腹把持により関節運動出現。疼痛は筋腹の伸張時痛が主体で、関節部の疼痛は訴えないことが多い。
ほかの関節からの影響
ほかの関節肢位を変化させることで可動域変化をきたす。または肩の動きに伴いほかの関節も運動が誘発される。
 

 

<参考>

肩関節周囲炎の理学療法のための検査・測定のポイントとその実際,山口光國,理学療法211




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