理学療法士として働く自分の知識の整理やリハビリに関するニュース,関連動画など。動画はネット上からの拾いものです。
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踵骨の内側底面に付着する足底筋膜は、非弾性のコラーゲン線経を縦に配置でした幅の広い、非伸縮性の密集したバンドからなり,足部アーチを足部内在筋とともに保持している。足部アーチは歩行などの体重負荷時に重要な緩衝作用をもち、それを保持している足底筋膜に、繰り返す牽引力が加わって、その起始部や停止部に腱膜炎や骨膜炎を生じて疼痛が起こる。この部位の滑液包炎や腱中央部の炎症のこともある。起立時や長途歩行時に踵部痛があり、圧痛もみとめられる。中年の女性に好発し、ときにX線側面像で踵骨の底面に骨棘をみとめる。
足底筋膜炎はその発生メカニズムから以下の3つのタイプに分類する。
①足底筋膜内側バンドの起始部に疼痛があるタイプ
足底筋膜炎では、最も頻発するタイプで、後足部底側面に対して前足部底側面が外反している前足部外反変形が多い。立脚相を通して過回内する。
②内側バンドの中央から前方部分に疼痛があるタイプ
後足部底側面に対して前足部底側面が内反している前足部内反変形が多い。立脚中期で前足部の外反が不十分なために前足部を床面に接地することが不十分で、推進期で過回内する。
③足底筋膜中央バンドの起始部に疼痛があるタイプ
距骨下内反変形を起こし、甲が高く強固な足部で、前足部内反変形のあるものが多い。
足底筋膜炎に対する理学療法としては以下のものが挙げられる。
●冷却法(アイシング)
炎症に対するアイシングを実施する。
●テーピング
内側バンド起始部の初期の痛みや軽い炎症の場合、第5列運動軸に直交した足底テーピング法を応用する。
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
内側バンド遠位部の初期の炎症で軽度の場合には第5列テーピングと第2列テーピングを行う。
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
中央バンド起始部では後足部を外反・背屈位、前足部を内反・底屈位に固定する。
その他、全体的な足底筋膜のサポートとして、フィギアエイトやダイ式テーピングが使用される。ダイ式テーピングについては下の動画参照。
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
●足底挿板
内側バンド起始部の炎症は載距突起部を保持し、内側バンド遠位部の炎症では内側縦アーチの中足骨部を持ち上げることが処方のポイントである。中央バンド中央の炎症では後足部を外反位にし、前足部を内反位に保持するよう処方する。踵の疼痛部をくりぬいて免荷させる足底挿板も有用である。
●伸張運動:足底筋膜とアキレス腱を同時に伸張する。
●筋力強化:下腿三頭筋などの強化。
●その他
鎮痛にはステロイド剤の局所注入が効果的であるが、その後の腱断裂を誘発しやすいとされ現在はあまり推奨されていない。
<参考>
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足底筋膜炎はその発生メカニズムから以下の3つのタイプに分類する。
①足底筋膜内側バンドの起始部に疼痛があるタイプ
足底筋膜炎では、最も頻発するタイプで、後足部底側面に対して前足部底側面が外反している前足部外反変形が多い。立脚相を通して過回内する。
②内側バンドの中央から前方部分に疼痛があるタイプ
後足部底側面に対して前足部底側面が内反している前足部内反変形が多い。立脚中期で前足部の外反が不十分なために前足部を床面に接地することが不十分で、推進期で過回内する。
③足底筋膜中央バンドの起始部に疼痛があるタイプ
距骨下内反変形を起こし、甲が高く強固な足部で、前足部内反変形のあるものが多い。
足底筋膜炎に対する理学療法としては以下のものが挙げられる。
●冷却法(アイシング)
炎症に対するアイシングを実施する。
●テーピング
内側バンド起始部の初期の痛みや軽い炎症の場合、第5列運動軸に直交した足底テーピング法を応用する。
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
内側バンド遠位部の初期の炎症で軽度の場合には第5列テーピングと第2列テーピングを行う。
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
中央バンド起始部では後足部を外反・背屈位、前足部を内反・底屈位に固定する。
その他、全体的な足底筋膜のサポートとして、フィギアエイトやダイ式テーピングが使用される。ダイ式テーピングについては下の動画参照。
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)
●足底挿板
内側バンド起始部の炎症は載距突起部を保持し、内側バンド遠位部の炎症では内側縦アーチの中足骨部を持ち上げることが処方のポイントである。中央バンド中央の炎症では後足部を外反位にし、前足部を内反位に保持するよう処方する。踵の疼痛部をくりぬいて免荷させる足底挿板も有用である。
●伸張運動:足底筋膜とアキレス腱を同時に伸張する。
●筋力強化:下腿三頭筋などの強化。
●その他
鎮痛にはステロイド剤の局所注入が効果的であるが、その後の腱断裂を誘発しやすいとされ現在はあまり推奨されていない。
<参考>
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