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腰痛を訴える人に対してその原因を鑑別する目的で行う整形外科的検査の一つ。


SLRとはStraight Leg Raisingの頭文字をとったものです。で、その名の通り、背臥位で寝た状態で、まっすぐ伸ばした足を挙上していくテストです。これは結構有名なテストでいまさら詳しく説明する必要はないですね。場所によっては患者を寝かせて挨拶がてらにSLRをするところもあるんじゃないでしょうか(笑)

検査結果の解釈としては、股関節屈曲70°~90°ぐらいで痛みが生じたときは、L5~S2あたりの椎間関節の痛みを疑う。これは股関節屈曲70度ほどからこれらの神経根が完全に伸張されるからである。股関節屈曲35°~70°ぐらいでは坐骨神経根が椎間板上で伸張されるので、この範囲で痛みが生じれば椎間板変性による坐骨神経根の刺激を疑う。0°~35°では坐骨神経はあまり伸張されずに比較的緩んでいるため、これらで痛みが生じた場合は仙腸関節の病変や梨状筋症候群などの硬膜外の病変を疑う。

(図:「写真で学ぶ整形外科テスト法」より)


なお、椎間板病変が疑われた時はラセーグテストやブラガードテストを行う。





<参考>



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腰痛や下肢痛があり坐骨神経痛が疑われる場合に行う整形外科的検査。


背臥位に寝た状態で検査する側の股関節と膝関節を屈曲させます。股関節屈曲90度前後の位置から今度は膝関節を伸展していきます。股関節と膝関節を屈曲させたときに痛みが生じないのに、膝関節を伸展させたときに痛みが生じた場合は坐骨神経由来の痛みが疑われます。

これは股関節と膝関節を屈曲する運動では坐骨神経は伸張されないが、股関節屈曲、膝関節伸展方向の運動では坐骨神経が徐々に伸張されるという考えに基づいています。

ちなみに股関節屈曲、膝関節伸展位ではハムストリングスも伸ばされるので、ハムストリングスが固かったりハムスリングスを痛めている人は当然痛みがでます。





<参考>



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膝関節の動揺性に対する整形外科的検査。前十字靱帯(ACL)にかかる負荷が大きいため、臨床では前十字靱帯(ACL)損傷の鑑別検査として用いられることが多いです。


検査する膝関節が軽度屈曲位(10°~30°)になるように一方の手で大腿遠位部外側を保持し、もう一方の手で下腿近位部内側をかかえるように保持します。この状態から脛骨を前方に引きだすように力を加えます。

健側と比較して脛骨が大きく前方に移動したり、前方に引きだしたときのエンドフィールが消失している場合に陽性と判断され、前十字靱帯(ACL)の損傷が疑われます。






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