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理学療法士として働く自分の知識の整理やリハビリに関するニュース,関連動画など。動画はネット上からの拾いものです。 勉強した事をまとめていく予定ですが、間違ったことがあるかもしれません。またその際、引用などで不適切なことがあるかもしれません。上記の事にお気づきになられたら連絡をいただければ幸いです。
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リハビリに関わっている人なら人の皮膚に触れる機会が多いと思いますが、皆さんは皮膚についてどのように考えていますか?人体最大の臓器であり、動きにも多大な影響を与える重要な組織ととらえている人も、全く何も考えていない人もいるかもしれません。そんな様々な人がいると思いますが、この『皮膚感覚と人間のこころ』を読めば考え方が変わること間違いなし。
皮膚感覚と人間のこころ


皮膚は独自のネットワークを持っていて感覚情報を伝達していることを知っていましたか?皮膚は触覚や温度覚だけでなく光や音も感じています。また皮膚は内臓の働きとも深い関係をもっており、心理的な影響とも関係があります。このように、今まではっきりとわかっていなかったことが次々と解明されてきています。近い将来、教科書の内容も変わるかもしれません。



著者の傳田光洋氏は資生堂の研究員で、よりよい化粧品を開発するために皮膚に関するを続けている人です。以前紹介した『第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界 』の著者でもあります。



リハビリに関わる人であれば必ずと言っていいほど相手の皮膚に触れる機会があるので、その時に少しでもとらえ方を変えれば、相手に与える治療効果や信頼感は変わって来るはずです。








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●概要
バーナー症候群(Burner syndrome)とはアメリカンフットボールやラグビーなどのコンタクトスポーツの際のタックルやブロックした瞬間に頸部や肩から上肢にかけて灼熱感を伴ったしびれをきたす症候群。スティンガー症候群(Stinger syndrome)ともよばれる。


主な病態は腕神経叢の牽引損傷であり、頸部神経根が患側とは反対側に伸展強制されることで発症するとされている。そのほかにも腕神経叢領域の圧迫による障害や頸部屈曲強制による屈曲側の神経根のインピンジメント、椎間板ヘルニアなどの頸椎症性変化の関与などが考えられ、これらをすべて含めてバーナー症候群と呼んでいる。コンタクトスポーツの経験年数が長いほど発生頻度も高くなっていることも判明している。



●整形外科的テスト
スパーリングテスト(Spurling test)
ジャクソンテスト(Jackson test)
肩引き下げテスト(shoulder depression test)
など



●運動療法
症状の程度にもよるが、基本的な方向性としては頸部の可動域の獲得と頸部筋力の再強化を中心に肩や肩甲帯・体幹の筋力強化を目指す。また、バーナー症候群(Burner syndrome)はスポーツ選手に多いため、頸部に支障のない範囲で有酸素運動や四肢の筋力強化も行っていく。


可動域訓練は疼痛や不安感の許容範囲内で自動運動から始め、慣れてきたら徐々に可動域を増やしていく。屈曲、伸展、左右側屈、左右回旋、またそれらの複合運動をチェックする。


筋力トレーニングは等尺性運動から開始し、運動に慣れてきたら徐々に徒手抵抗を増やしていく。この運動に引き続いて等張性抵抗運動やPNFなどを応用した頸部の協調性トレーニングを行う。さらにヘッドブリッジなどへと難易度を上げていく。肩が引き下げられることでも腕神経叢は牽引されるので、これに抗することができるように肩や肩甲帯周囲のトレーニングも実施する。


その他、タックルなどコンタクトスキル向上のための動作練習は協議復帰のみならず再発予防にも効果的である。



●復帰の目安
コンタクト練習復帰のめやすは上肢の筋力低下の有無が重要になる。グレード1、すなわち軽症では一過性のしびれが数分続くだけなので現場で徒手筋力検査を行い、筋力低下がなければ本人の意欲をみてすぐに復帰を許可する。グレード2、すなわち上肢とくに肩周囲筋の明らかな筋力低下が持続するときには、コンタクト禁止とする。たとえ筋電図上異常が残っていても筋力が7~8割回復すれば復帰しても問題はないようである。グレード3では、明らかな筋力低下が残存し、頸部可動域が制限され、放散痛も消えないものであるが、ときに脊柱管狭窄症や椎間板の問題が隠れていることもあるので慎重に検査を行う必要がある。







<参考>



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踵骨の内側底面に付着する足底筋膜は、非弾性のコラーゲン線経を縦に配置でした幅の広い、非伸縮性の密集したバンドからなり,足部アーチを足部内在筋とともに保持している。足部アーチは歩行などの体重負荷時に重要な緩衝作用をもち、それを保持している足底筋膜に、繰り返す牽引力が加わって、その起始部や停止部に腱膜炎や骨膜炎を生じて疼痛が起こる。この部位の滑液包炎や腱中央部の炎症のこともある。起立時や長途歩行時に踵部痛があり、圧痛もみとめられる。中年の女性に好発し、ときにX線側面像で踵骨の底面に骨棘をみとめる。


足底筋膜炎はその発生メカニズムから以下の3つのタイプに分類する。
①足底筋膜内側バンドの起始部に疼痛があるタイプ
足底筋膜炎では、最も頻発するタイプで、後足部底側面に対して前足部底側面が外反している前足部外反変形が多い。立脚相を通して過回内する。

②内側バンドの中央から前方部分に疼痛があるタイプ
後足部底側面に対して前足部底側面が内反している前足部内反変形が多い。立脚中期で前足部の外反が不十分なために前足部を床面に接地することが不十分で、推進期で過回内する。

③足底筋膜中央バンドの起始部に疼痛があるタイプ
距骨下内反変形を起こし、甲が高く強固な足部で、前足部内反変形のあるものが多い。



足底筋膜炎に対する理学療法としては以下のものが挙げられる。


●冷却法(アイシング)
炎症に対するアイシングを実施する。

●テーピング
内側バンド起始部の初期の痛みや軽い炎症の場合、第5列運動軸に直交した足底テーピング法を応用する。

(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)

内側バンド遠位部の初期の炎症で軽度の場合には第5列テーピングと第2列テーピングを行う。

(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)

中央バンド起始部では後足部を外反・背屈位、前足部を内反・底屈位に固定する。
その他、全体的な足底筋膜のサポートとして、フィギアエイトやダイ式テーピングが使用される。ダイ式テーピングについては下の動画参照。

(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)


(図:「整形外科理学療法の理論と技術」より)





●足底挿板
内側バンド起始部の炎症は載距突起部を保持し、内側バンド遠位部の炎症では内側縦アーチの中足骨部を持ち上げることが処方のポイントである。中央バンド中央の炎症では後足部を外反位にし、前足部を内反位に保持するよう処方する。踵の疼痛部をくりぬいて免荷させる足底挿板も有用である。

●伸張運動:足底筋膜とアキレス腱を同時に伸張する。

●筋力強化:下腿三頭筋などの強化。

●その他
鎮痛にはステロイド剤の局所注入が効果的であるが、その後の腱断裂を誘発しやすいとされ現在はあまり推奨されていない。


<参考>






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