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手書きの絵による肩関節の関節唇(Labrum)の解説です。

関節唇は肩甲骨の関節窩を縁取るように位置していて、肩関節(肩甲上腕関節)の浅い関節面を補っています。動画中の絵では簡易的に描かれている為、関節面は円状になっていますが、実際は洋梨状です。関節唇のてっぺん辺りには上腕二頭筋の腱が付着しています。

肩関節の関節唇を損傷した場合、その損傷部位によりSLAP LesionsやBankart Lesionsと呼ばれます。SLAP Lesionsは肩関節の上方関節唇損傷のことで、Bankart Lesionsは肩関節の下方関節唇損傷のことです。臨床では後上方関節唇損傷と前下方関節唇損傷の頻度が高いようです。

投球動作などのオーバーヘッドモーション(手を頭よりも高く上げる動作)を多用した場合、上腕骨骨頭の前下方関節唇への衝突によりBankart Lesionが発生しやすいようです。





この動画の続き(肩関節の関節唇損傷に対する評価)はこちら

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