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スウェイバック位(sway back position)とはしばしば不良姿勢を表現する言葉の一つとして使われる。矢状面での立位アライメントにおける理想的な重心線よりも骨盤が前方に変位し、上半身が後方移動している特徴がある。各部位の具体的なポジションは以下の通り。


頭部:前方に移動
頸椎:わずかに伸展位
胸椎:屈曲位増強、上半身の後方移動を伴う。
腰椎:腰部の屈曲(平坦化)
骨盤:後方傾斜
股関節:骨盤の前方移動を伴った過伸展位。
膝関節:過伸展位
足関節:中間位


(図:『ケンダル:筋:機能とテスト 』より)

この姿勢アライメントに関係する筋機能不全としては以下のものが考えられる。

筋の伸張および筋力低下:股関節屈筋群、外腹斜筋、胸椎伸筋、頸部屈筋
筋短縮および筋力増強:ハムストリングス、内腹斜筋上部線維、腰部筋


<参考>






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筋肉の運動や皮膚の感覚は脊髄からの末梢神経による分節状支配を受けています。この各末梢神経が支配している皮膚分節を表しているのが「デルマトーム」と「末梢性皮膚神経支配」です。



この「デルマトーム」と「末梢性皮膚神経支配」の使い分け方ですが、簡単に結論から書くと、神経根レベルの障害を検査して脊髄の障害レベルを決定する際には「デルマトーム」(図1)を使います。そして、神経根より遠位の末梢神経レベルでの障害レベルを決定する際には「末梢性皮膚神経支配」(図2)を使用することになります。

デルマトーム
(図1:臨床理学療法評価法―臨床で即役に立つ理学療法評価法のすべて

末梢性皮膚神経支配
(図2:臨床理学療法評価法―臨床で即役に立つ理学療法評価法のすべて

 その理由を理解する上で、末梢神経の解剖の知識が必要です。中枢神経である脊髄から枝分かれした31対の末梢神経は、それぞれ脊椎の椎間孔を抜けて全身に枝を出します。この脊髄から出たところを脊髄神経根と呼びます。この各脊髄神経根が支配している皮膚分節を表しているのが「デルマトーム」です。各髄節の脊髄神経根はここより遠位で、数本の枝に分かれて神経叢を形成し、その後、末梢神経へと移行します。この末梢神経は単一髄節の脊髄神経根からの枝のみでなく、他の髄節の脊髄神経根の枝とともに末梢神経を形成しています(図3)。例えば、正中神経という末梢神経は、C5~Th1からの脊髄神経根より分かれた枝が合流して形成されています(図4)。この末梢神経が支配する皮膚分節を表しているのが「末梢性皮膚神経支配」なわけです。体表では同一の神経根由来の線維は再び集結して、脊髄レベルに分けられた分節上の支配領域を示します。

神経叢、末梢神経内における枝分かれの様子
(図3:臨床理学療法評価法―臨床で即役に立つ理学療法評価法のすべて

腕神経叢と正中神経
(図4:写真で学ぶ整形外科テスト法より一部編集)

 以上より、神経根レベルの障害の際にはその脊髄分節レベルの支配領域を示す「デルマトーム」を使用します。末梢神経は複数の脊髄分節からの枝を含むので、「デルマトーム」でははっきりと障害レベルを決定することができません。かりに「デルマトーム」使用してC5レベルの障害が推測できても、C5からの枝を含む末梢神経は筋皮神経や腋窩神経、正中神経など複数に及ぶからです。よって末梢神経の障害レベルを決定する際は「末梢性皮膚神経支配」を使用します。


<参考>







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大腿骨の前捻角は個人差があり、その前捻角の大小によって股関節の安定性する姿勢が変わってきます。よって前捻角が推測できれば、立位や歩行時の股関節の安定性(大腿骨頭と臼蓋の位置関係)等が推測が可能となるわけです。



その前捻角を測定する検査の代表格が『Craig's test(クレイグ テスト)』です。


方法は患者を伏臥位とし、測定する下肢の膝関節を90°屈曲します。一方の手を大転子付近にあて、もう一方の手で足首あたりを把持します。その足首を把持した手を操作して股関節を内外旋させて、大転子が最も外側に突出する位置(これが大腿骨頸部が床面と水平になる位置だそうです)を探します。その位置を見つけたら、床面に垂直な線を基本軸に、脛骨を移動軸として角度を測定します。


一般的には8~15°が正常範囲と言われています。つまり股関節が8~15°内旋した位置です。極端にこの角度が逸脱した場合は大腿骨頭と臼蓋との間でインピンジメントが起こりやすいという説もあります。


以下に動画のリンクも貼っておきます。参考にしてください。実際にやってみたら感じると思うのですが、大転子がもっとも外側に突出した位置というのが非常に判断しにくいです。検査者によって測定結果にばらつきがでそうです。












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