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大動脈瘤(Aortic Aneurysm)について調べてみました。

大動脈瘤とは大動脈が局所的に拡大した場合をいう(正常大動脈径の1.5倍以上の病的拡大)。動脈硬化を基盤とする症例が多い。男女比では約4:1と男性に多く、年齢層では圧倒的に高齢者に多い。

原因としては前述の通り、動脈硬化に関連したものが最も多いとされているが、その他、外傷性や炎症性、感染性、先天性、ベーチェット病、マルファン症候群等が挙げられる。

大動脈瘤の形態的に紡錘状と嚢状に分けられ、多くの例では紡錘状を呈する。嚢状では比較的小さな大動脈瘤でも急速に拡大し破裂の危険性が高いため注意を要する。
大動脈瘤の形態
(図:「病気がみえる vol.2 循環器 」より)

大動脈瘤の瘤壁の形態によって①真性、②仮性、③解離性に分類される。
大動脈瘤の瘤壁の形態
(図:「病気がみえる vol.2 循環器 」より)
  • ①真性動脈瘤:大動脈の瘤壁が3層(内膜・中膜・外膜)から成るもの。但し、瘤壁の一部で三層構造の全てが見られない部分があってもよい。
  • ②仮性動脈瘤:内・中膜が破綻し、外膜下に瘤が形成される。外傷によるものが多く、多くは嚢状瘤を形成する。
  • ③解離性動脈瘤:内膜が破綻し、流入した血液により中膜が2層に解離し、多くは広範に進展する。動脈硬化によるものが多い。

大動脈瘤の存在部位により胸部、胸腹部、腹部に分かれる。胸部ではさらに上行部、弓部、下行部に分かれる。胸腹部では腎動脈より上部、下部に分けられるが、多くは腎下部に生じる。
大動脈瘤の部位による分類
(図:「病気がみえる vol.2 循環器 」より)

それぞれ瘤の病態の進行により他部位を圧迫したり、循環不全をもたらしたりして様々な症状を呈する。主なものは以下の通り
  • 疼痛(胸部痛、背部痛、腹痛、腰痛等)
  • 嗄声(左反回神経の圧迫)
  • 嚥下障害、嘔吐、嘔気(食道の圧迫)
  • 咳、血痰(気管支や肺の圧迫)
  • 膨満、消化器症状(内臓の圧迫)
  • 各血管の虚血により意識障害(脳・頚動脈),胸痛(冠動脈),四肢疼痛(四肢動脈)及び腹痛(上腸間膜動脈)等

多くの場合は無症状で、他の検査でレントゲンやCT、MRIなどを撮った時に発見されることが多い。時に拍動性腹部腫瘤により発見されることがある。

動脈瘤が破裂すると大出血が引き起こされるため生命にかかわる。その為、リハビリテーションにおいては非常にリスクが高い。

そもそも動脈の変性によって引き起こされる疾患であるため、理学療法や作業療法等のリハビリテーション時は常に血圧管理に気を配るべきである。気をつける点の例としては以下の通り
  • まずは薬物療法等によりしっかりと血圧管理がなされている点を確認する。
  • 収縮期血圧は非手術例では105~120mmHg以下、手術例では130mmHg以下。
  • 急な血圧の変動を引き起こしかねない運動を避ける。(急な姿勢の変化や運動負荷の高い動作等)

また日常生活も症状に大きく影響するので喫煙歴や睡眠時間、生活習慣、ストレスなどを聞いて個々にあった生活指導も重要である。排便時のいきみも血圧に大きく影響するので、トイレ動作や入浴などのADLもしっかりと説明する。

<参考資料>

日本循環器学会のHP



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