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皮膚運動学 機能と治療の考え方

臨床ですぐにでも使えて効果も出せるアプローチ法。それが『皮膚へのアプローチ』。

皮膚は人体最大の臓器であり、その何%が火傷等で損傷されると生命にもかかわる重要な臓器です。

おそらくほぼ100%に近い人が『皮膚』という言葉を知っていて、それが何かをイメージできるであろうと思われる臓器ですが、その正確な機能や人体への影響については、我々専門家も含めてはっきりと把握できていないのではないかと思います。

そんな中、皮膚が身体運動に与える影響に着目して、その皮膚へのアプローチを紹介しているのが『皮膚運動学 機能と治療の考え方』です。

今までは身体に関わる専門家にとって運動学というと、骨や関節、靱帯、筋肉などの俗にいわれる『運動器』ばかりに固執しがちでしたが、それらを一番外側から包み込む『皮膚』も大きく影響しています。

視点を変えると『皮膚』という臓器は関節運度の支点からもっとも長いモーメントアームをもっています。

海外では以前から皮膚へのアプローチにも注目されていてさまざまな手技があるようですが、日本ではまだまだ重点を置かれていない感があります。皮膚へのアプローチは特別な道具も必要なく、非常に手軽にできて、相手にかかるストレスもほとんどありません。

明日からでもすぐに始めることができて、すぐに期待できる。それが皮膚へのアプローチだと思います。

是非お勧めです。ターザンにも紹介されていました。

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