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まとめ中。とりあえずはしょり書き。
●解剖5)
●解剖5)
被殻は大脳基底核を構成している神経核のひとつである。尾状核と被殻を合わせて(新)線条体と呼び、被殻とその内側にある淡蒼球を合わせてレンズ核と呼ぶ。(標準PTOT学解剖学のP292の図)大脳基底核は大脳皮質からさまざまな入力を受け、視床を介して運動性皮質に出力することによって大脳皮質と相互に連絡している。線条体は黒質緻密部から入力を受ける(黒質線条体路)とともに、大脳皮質の広範な領域から入力を受ける(皮質線条体路)。そして、線条体からの出力は淡蒼球内節や黒質網様部を介して視床に送られるか、あるいは線条体から淡蒼球外節、視床下核、さらに淡蒼球内節や黒質網様部を順次経由して視床に送られる。視床からは視床皮質路によって運動性皮質に伝達される。さらに黒質網様部からは網様体や上丘など脳幹への投射もある。
以上のような回路を中心として、大脳基底核は目的や状況に応じて運動の計画や運動開始の準備を行うという重要な役割を担っている。また、筋緊張の調節など、運動の安定性にもなんらかの役割を担っていると考えられる。大脳核、すなわち線条体や淡蒼球が障害されると、運動低下や不随意運動の出現などさまざまな異常動作が意志とは関係なくみられる。線条体のニューロンが脱落するとハンチントン舞踏病が現れ、踊るような不随意運動を主体とする症状をみるようになる。パーキンソン病は線条体へ投射する黒質緻密部のニューロンが変性脱落し、線条体で放出されるドーパミンの量が減少することによって生じる疾患である。
●被殻出血1)2)3)4)
高血圧性脳出血のなかでは最も頻度が高い。外科的療法の適応ともなりうる病型である。出血病巣と反対側の顔面・舌を含む片麻痺と半身の感覚障害、病巣側へ向かう(※初期には病巣と反対を向くものもある)水平共同偏視(眼球共同偏倚)が特徴的症候とされる。また、血腫が視放線を障害すると同名半盲などを生じ、さらに血腫の進展に応じた皮質症状(優位半球では失語、非優位半球では半側視空間無視などの失行、失認など)をみることがある。血腫は隣接する内包を障害し、片麻痺ははじめ痙性のこともあるが、内包後脚が破壊されると弛緩性になる。血腫がレンズ核部に限局する場合は意識障害はあっても軽度で生命および片麻痺の予後は良好であるが、血腫が進展し脳室穿破や脳ヘルニアを伴うものでは高度の意識障害を呈して昏睡状態に陥ることが多い。そうなれば2次的な脳幹障害を伴いやすく、片麻痺の予後は悪く生命の危険性も大である。
内包に近いため、出血によって典型的な片麻痺をおこしやすい。中大脳動脈の穿通枝、線条体視床動脈からの出血に多い。(理学療法技術ガイドP228図4)
被殻出血では顔面、上肢に麻痺が現れやすい。もしお役に立ったならば、ランキングへの投票をお願いします。更新の励みになります。
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