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理学療法士として働く自分の知識の整理やリハビリに関するニュース,関連動画など。動画はネット上からの拾いものです。 勉強した事をまとめていく予定ですが、間違ったことがあるかもしれません。またその際、引用などで不適切なことがあるかもしれません。上記の事にお気づきになられたら連絡をいただければ幸いです。
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前回の肩関節の関節唇損傷に対する関節鏡手術についてはこちら

通常であれば術後翌日から理学療法を開始する。
理学療法の最終目標は①疼痛の軽減、②自動運動、他動運動ともに可動域の改善、③筋力強化、④通常の肩関節の機能の再獲得。
術後の理学療法の急性期は大体6週間。損傷の部位や程度、手術所見等により多少の前後はあるものの、振り子運動や自動介助運動を用いて肩関節の可動域練習を行っていくとともに筋肉の運動を促していく。自動運動が可能になると髪をといたり、着衣動作などの基本動作を中心に肩関節の運動を促していく。こういった自動運動が疼痛もなくスムーズに行えるようになってくると、次の筋力トレーニング期へと移っていく。
自宅でのセルフエクササイズは非常に重要で、手術翌日の理学療法開始時から他動運動などの自主トレを指導していく。肩関節の機能が戻ってくると同時に徐々に応用的な運動を行っていく。
回復期は大体2~4か月。本人の要望や、術前の機能や能力等によって期間はまちまち。

もし仮に術後に疼痛がなくなって理学療法がスムーズに進んでいたとしても、組織の修復にはその後何週間もかかるので注意が必要である。関節唇が治癒していく期間は理学療法士が他動的にストレッチ等のリハビリを行っていくが、徐々にローテーターカフのトレーニングをはじめとした複合運動を行っていき、肩関節の機能向上を図る。

受傷からリハビリ、復帰までの一連の流れのプロセスを患者自身がしっかりと理解して治療に取り組むことも大切。





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前回の記事、肩関節の関節唇損傷の症状や評価についてはこちら

動画の続きです。今回は肩関節の関節唇損傷に対する関節鏡手術についてです。

動画の前半では手書きの絵で、関節唇損傷に対する手術の概要を説明しています。説明されている内容は、骨(関節窩)から剥がれた関節唇の前下方部を特殊な糸を用いて骨に縛り付けるということです。この時、アンカースクリューという糸を固定するネジを関節窩に打ち付けて糸の基礎にするようです。
動画の後半では実際の手術中の様子が見れます。肩関節内の関節唇の損傷部や糸で骨に縛り付ける工程までしっかりと確認できます。

狭いスペースでの細かな作業なので、器用な人じゃないとなかなかできませんね。





続いては関節唇損傷に対するリハビリについてです(こちら)

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肩関節の関節唇損傷の解説:解剖編はこちらから

肩関節の関節唇損傷を症状や評価法を中心に解説しています。

以下は動画のおおざっぱな内容。

最も頻繁に発生するのがBankart lesionとくに前下方関節唇損傷で、多くの場合肩関節の前方脱臼を伴います。続いて多いのがSLAP lesion。上方関節唇の損傷で、手を頭より高く上げるオーバーヘッドモーションを繰り返し行うことによって発生しやすい。野球のピッチャーや、バレーのアタッカー、テニスのサーブ時など。

多くの場合肩の前面や後面に痛みを訴え、肩関節外転・外旋などの易脱臼肢位の方へ運動で肩の不安感を感じることも多い。

評価としては、まずは問診。どこにどんな時に痛みを感じるか。どんなときに肩の不安定感を感じるか等。続いて身体機能をチェック。肩を動かして、時にはあえて注意しながらもあえて不安定肢位をとり、不安定感を再現したりする。SLAP lesion(上方関節唇損傷)の場合はO'Brien test(オブライエンテスト)にて疼痛を誘発できることが多い。その他、Apprehension Test(アプリヘンションテスト)やSulcus test(サルカステスト)、Clunk Test(クランクテスト)等を行う。

MRIも非常に有用。動画で解説されているのは肩関節を上からみたときの横断面。前方の関節唇が損傷しているようです。最後の方でMRI画像がアップになった時に縁取りしている部分です。





肩関節の関節唇損傷に対する関節鏡手術の解説はこちら

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